2010年6月23日水曜日

iPhoneのユーザー辞書登録とキーボード設定で文字入力を加速する

iOS4のリリースで盛り上がっていますね。いろいろな機能がリリースされましたが、私が注目したのは「ユーザー辞書登録」。これまでもiPhoneの連絡先を活用した”裏技”がありましたが、ついに今回公式にサポートされることになりました。

iPhoneでの文字入力が飛躍的に高速化する可能性を秘めています。そこで今回は、仕事を効率的にこなすために欠かせないiPhoneでの文字入力にまつわるTipsを紹介します。

ユーザー辞書登録
今回のiOS4のリリースに合わせて発表されたサービスです。
いままでiPhoneの連絡先を利用した特別なアプリが提供されていましたが、かなり強引に辞書登録機能と名付けている感が否めませんでした。

iOS4で辞書登録をする方法は以下の通り。

「設定」→「一般」→「キーボード」→「ユーザ辞書を編集...」


右上の「+」ボタンをクリックして、単語とよみを入力します。
例えば「おせ」と入力すると「お世話になっております。◯◯株式会社 石塚です。」。「おつ」と入力すると「お疲れ様です。石塚です。」となるように設定できます。私の名前も「てるき」で正しく「輝紀」と反映されるように登録しておきます。これで「輝」と「紀」を別々に入力する必要がなくなりました。


↑こんな感じで


キーボード設定
フリック入力で日本語を入力した後、英語モードで英単語を入力したいときなどは、左下にある「グローバルマーク」をクリックして入力モードを切り替えることをすると思います。

ただし、デフォルトでは「日本語(テンキー)」「日本語(ローマ字)」「絵文字」「英語」の4種類が灯篭されていて、「日本語(テンキー)」から「英語」に変更するためには3回も「グローバルマーク」をクリックしないといけません

基本的に私は日本語のローマ字入力はしませんし、携帯メールも利用しないので絵文字も必要ありません。そこで不要なこの二つを削除します。

「設定」→「一般」→「キーボード」→「各国のキーボード」

↑デフォルトでは4つが並んでいます。


↑先程の画面で右上の「編集」ボタンをクリック。「日本語(ローマ字)」と「絵文字」を削除します。

これで日本語入力と英語入力の切り替えが実に容易になりました。

ちょっとしたことですが、こういう部分で作業効率を改善することができると思います。
スキマ時間を活用した効率的なタスク処理は、ノマドワーカーにとって必須のスキルの一つです。文字入力の高速化がそうしたスキルの向上を促してくれるのは言うまでもないでしょう。