2014年5月30日金曜日

キーボードとトラックパッドを接合するTwelve South MagicWand

MacBook Proに移行して1ヶ月とちょっと経ちました。

ノマドワークを常態としていると、日頃から様々な場所でPCを利用することになります。カフェ、自宅、仕事場…その場所に応じて最適な環境を構築することが大きな課題になります。

私は、仕事場ではMacBook Proをクラムシェルモードにして、HDMIで23インチモニターに接続。キーボードはApple Wireless Keyboardを使用して、マウス代わりにMagic Trackpadを活用しています。

デスク周りをスッキリさせたかったので、Wireless KeyboardとMagic Trackpadをドッキングして、まるでひとつのキーボードのように利用できるTwelve South MagicWandを購入しました。


マウスも利用していたのですが、トラックパッドに慣れるとマウスよりも作業効率が上がります。これはかなり便利に使えそうです。

MagicWandのパッケージ。筒状の透明プラスチックケースに収納されています。
こんな感じ

開けるとMagicWand本体と、耳かき大のジョイントが同梱されています。
こんな感じ。
純正ワイヤレスキーボードとトラックパッドがぴったり収まるサイズ
まずはキーボードをこんな感じにはめ込みます
ジョイントをはめ込んだら、いよいよトラックパッドをドッキング
はい、できました。
裏面まで丁寧にデザインされているさすがのクオリティ。こうすると綺麗です
クラムシェルモードで本体とBluetooth接続
トラックパッドにもだいぶ慣れてきて、かなり効率良く使えるようになりました。左手でトラックパッドを使っている人は、キーボードとトラックパッドを左右入れ替えればOKということで、左利きの人も便利に使いこなせると思われます。





2014年5月5日月曜日

MacBookProに移行して設定を苦慮してみた


かれこれ18年ほどWindowsパソコンを使ってきましたが、この度、MacBookPro Retine 13インチ(500GB→1TBにアップグレード)に移行しました。

消費税前の駆け込み需要というやつで、Windowsからゆっくりシフトしようかなと思っていたこともあり、かれこれ半月ほど経過してしまいました。設定を変更したり、仕事用のアプリを入れたりして、ようやく完全移行できそう。

Win→Macへの移行については、すでに多くの方がブログにノウハウを書かれていると思いますので、その辺のTipsは割愛させていただきます。


ここでは、ノマドワークという観点に絞って、今回のPC選びのポイントのみお話をさせていただきます。長いので適当に読み飛ばしてください。


新PC選びでこだわったところ

今回、パソコンを新調するにあたり、かならずしもMacありきで検討していたわけではないのです。

以前使っていたPCが2年を経過したこともあり、買い替えの時期が迫っていました。
Windowsパソコンも含めて、様々な機種を比較検討したのですが、こだわったポイントは以下の2つ。
  • コストパフォーマンスに優れたマシンスペック
  • HDDの容量
外出先でノマドワークをする機会が多いので、モバイル環境でもウェブ制作をストレスなく行えるマシンスペックが必要でした。
軽いけどスペックがいまいち、などは論外。そこは譲れないポイントでした。

そしてもう一つがハードディスクの容量が多いこと。
最近はクラウドにデータを預けることが増えましたが、ローカルに保存できる安心感は大きいです。どこでも瞬時にデータを引き出せる。1TBあれば、写真やビデオも十分に収まります。普段利用するパソコンをデータの母艦にする。僕の仕事のスタイルとしてそこは重要でした。

最近のWindows PCは軽くて薄いものも多いのですが、携帯性を重視するあまりSSD128GB or 256GBが主流。Windowsって、OSの容量だけでもかなり消費するので、実際にデータを保存できる容量はほんとに僅かだったりするんですよね。

それでは使いものにならない…。

Macでも、MacBook Airでは容量が限られるので、MacBookProを採用したというわけです。オプションで1TBに変更できたのも大きいです。

ノマドマークをされる方の中には、自宅ではiMacを利用しているという方も多いかもしれません。その場合は容量は気にせず、「外」ではMacBook Air、「内」ではiMacという選択肢はあるでしょうね。僕の場合は、「外」「内」という区別をしていないので、持ち運びをするパソコンにもそれなりのスペックを求めてしまうという部分はあると思います。

残念なところ

いまのところ、MacBookProの動作やスペックには満足していますが、これまで使っていたWindowsパソコンと比べると残念な部分もいくつかありました。

Wimaxが搭載されていない
これまで使っていたWindows7 PCはWimax内臓で、BicWimaxを契約していました。少なくとも首都圏で仕事をしている限り、ほぼ問題なくどこでも接続可能でした。無駄にモバイル端末を持ち運ぶ必要ないし、電源を入れたらネットがつながっている。これはほんと快適でした。

MacBookProではこれがないのが残念なポイント。今後、LTE対応のMacBookのリリースを待つしかありません。

ただし、最近ではWindowsでもWimax内蔵PCが少なくなりました。以前はVaioやLifebookに内蔵されていましたが、最近はレッツノートくらいですね。


・Mac非対応のアプリケーションが多い
乗り換え組の多くの方がため息をつくポイントですが、これまで使っていたアプリケーションが使えなくなりました。一応、SEO(検索エンジン最適化)を専門でやってるもんで、検索順位のチェックツールGRCを利用したのですが、それが使えない。さらに、個人事業主としても登録しているのですが、青色申告用の会計ソフトが使えなくなった(当時、64bitのPCに対応しているのがソリマチだけだったということもあり、そちらを利用していました)。

ですので、リモートでこれまでのWindowsパソコンも使えるようにしておこうかなと考えてます。いずれにしても、Webの世界ってまだWindowsが主流ですから。

ウェブ制作を生業とする人の間では、Macじゃないとイケてない感が漂っているのですが、もっと広い世界に目を向けると、Windowsもちゃんと使える人間でいなければいけないと考えています。ですので、いずれにしても、Windowsパソコンはいつも使える環境にしておこうと思っています。


・バッテリーの持ちが悪い。
MacBookProは、Airと違ってバッテリーの持ちが悪いですね。Airの場合、充電を気にせずに仕事ができるという人も多いのですが、MacBookProは数時間で結構ヤバイです。

午前中から仕事していると、お昼すぎにはもう危機的状況に陥ります。電源カフェのチェックが欠かせなくなりそう。

これはスペックとトレードオフの関係なので仕方ないところではありますが、今後の改善に大きく期待したいところです。

失敗したところ

なんとなくUSキーボードにしたけど、やっぱり日本語を入力するならJISキーボードのほうが便利。プログラマーでゴリゴリとコードを書きたいという人なら別かもしれませんが。


とりあえず、半月ほど利用してみた感想としては、いろいろ細かな課題はあるにしても、思ったよりも簡単に移行ができそうだなというところ。それに、マシンのスペックは高いし、動作も安定しています。

iPhoneやiPadなどの「Appleファミリー」に慣れていたせいか、Macのコンセプトを知らないうちに吸収できていたこと、Macがこの10年ほどでWindowsのいいところはしっかり取り入れていたりといったことも大きいのかも。


どちらかというとWeb制作者よりになってしまうかもしれませんが、移行にともなうノウハウをこれからも書いてみたいと思います。