2012年1月31日火曜日

睡眠サイクルに配慮した目覚ましアプリ「Sleep Cycle」を使ってみた

いまや目覚ましアプリとして定番のSleep Cycle iconを今更ながら使ってみました。
Sleep Cycleは、睡眠サイクルに合わせて気持ちよく起こしてくれるアプリです。

ご存知のように、人間は深い眠りと、比較的眠りが浅い「レム睡眠」を繰り返します。Sleep Cycleは、iPhoneの加速度センサーを活用して、就寝時の動きを関知。「レム睡眠」の状態の時にアラームを鳴らしてくれます。

アラームを設定した時間ではなく、その30分前から「起こすモード」に入り、その間で眠りが浅いタイミングを見計らってアラームを鳴らします。アラーム音はかなり小さ目ですが、すっと目覚めるから不思議。私の場合、ちょうど夢を見ている段階で、スムーズに起きることができました。

無理やり起こされた感じはなく、久しぶりに快適に目覚めることが出来ました。ただし、まだ数日しか使っていないので、今後、長く続けた場合に体調がどう変わるかは引き続きレポートしていきたいと思います。

眠りのスタイルは人それぞれだと思うので、眠りが浅い時に目覚めることが常に良いかどうかは分かりません。人によっては、時間ぴったりに起床したほうが生活のリズムが整うかもしれませんし、目覚ましに頼らず自然に目が覚めた方が快適という方もいるかもいることでしょう。

さて、Sleep Cycleでは、その日の就寝のリズムをグラフ化してくれます
深い眠りと浅い眠りが定期的に循環しているのが分かります。私の場合、1歳の娘の隣でおむつを変えたりしないといけないのですが、その時はちゃんと「Awake」(起きてる状態)になっています。

快適に目覚めることができるだけでなく(そもそも、このアプリで快適に目覚められるかは人によると思いますが)、統計をとって客観的に就寝のリズムを計測することで以下のようなメリットもあります。

  • 睡眠のリズムが分かる
  • 就寝時間・起床時間を記録できる
  • どのくらい眠ったかを記録できる





Sleep Cycleを立ち上げた状態で、iPhoneを写真のようにベッドの上に設置します。頭に近い場所に設置することが推奨されています。Sleep Cycleは、iPhoneの加速度センサーを利用して寝ている間の体の動きを感知します。就寝中はアプリを起動した状態にしなければいけないため、iPhoneをコンセントに接続して充電しておく必要があります。



利用する前に、体の動きを感知するかのテストが行えます。スタートボタンを押して、ベッドの上で寝返りを打ちます。その間、「ブーン」というような音が出ていれば成功です。かなり小さな動きも関知しているなという印象です。ベッドや布団の材質によって、違いがあるとは思いますが。



自分の眠りの周期を客観的に把握できるだけでも、かなり興味深い数字が取れると思います。スマートフォン一つで手軽にできるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?



2012年1月27日金曜日

SkypeはiPhone/Androidのアプリでも高い音質で通話可能


リモートで仕事をしていると、東京・大阪・中国・ハワイなど複数のエリアに分散しているメンバーとコラボしたりということも実際にあります。

そんな私にとって、オンラインで無料で通話できるアプリケーションが欠かせないものとなりました。最近ではGoogle Hangoutなどもリリースされ、オンライン会議用のツールが数多くリリースされています。

しかし、複数での会議となると、すでに利用検証済みで、みんなの環境でインストールされているSkypeがまだまだスタンダードの地位を確保しているのが実情です。

長年、私はPCのSkypeアプリケーションで通話をしていましたが、この1年くらいはiPhoneのSkypeアプリを使って会話をするようになりました

スマートフォンのSkypeアプリを立ち上げて、ヘッドセットでコワーキングオフィスのソファに座りながら各地に拠点を持つ複数のメンバーと会議をするわけです。アプリのリリース当初こそ機能が少なく実用に耐えないこともありましたが、現在では会議に必要なほとんどの機能が提供されています。

当初はiPhoneのアプリが実用に堪えるかという不安もありましたが、実際に使ってみてSkypeをスマートフォンから利用するメリットをざっくりまとめてみました。


☆iPhoneの場合、付属のヘッドセットイヤホンが利用できる
私の仕事のPCはVaio Type Z(2009年6月購入)なのですが、PCのSkypeアプリだとiPhoneのヘッドセットではマイクが使えないという欠点があります。そのため、PC本体のマイクで話すのですが、音が小さかったり、環境によっては声が反響したりという問題がありました。

iPhoneのSkypeアプリで通話をする場合は、普段持ち歩いているiPhone付属のマイク付きイヤホンが使えます。音質がクリアで、さらにマイクが声を拾ってくれるので、相手もクリアに聞こえます。

VaioでSkype会話をするために、専用のBluetoothヘッドセットなどを購入してもいいのですが、そのためだけにモノを一つ多く持ち歩くのは少々面倒。ノマドで仕事をしている人にとっては、いかに手荷物を少なくするかもスキルの一つ。荷物をコンパクトに出来るのも一つの大きなメリットです。


☆パソコンを開かなくても複数通話ができる。
議論が必要な会議の場合、できるだけパソコンを使わずにすませたいという思いが以前からあります。最近では、メールやGoogleドキュメントなどが発達し、いわゆる「報告」のためにわざわざ時間を作って集まる必要がなくなりました。

本田直之さんが『ホウレンソウはいらない』で書いているように、進捗状況を伝えるための会議というのは、以前よりも必要性が薄れています。

実際に話し合わないといけない事柄、特に意見や知恵を出しあって議論をすべき事柄がある場合に限って会議を開催する方が生産的です。

アイデアを出し合うことが目的であるのなら、PC画面をにらめっこしながら会議をしないといけない制約はありません。むしろ、いかにアイデアが出しやすい環境を自分の中に作るかが大切になってきます。事前にGoogleドキュメントやPowerPointをメールで共有しておいてもらえれば、手持ちのiPhoneで確認することも出来ます。

パソコンで通話していようが、スマホで通話していようが、他の参加者には関係のないことです。私は、会議での自分のパフォーマンスを最大化することを追求したら必然的にこのスタイルになりました。


☆アプリ上でミュートもワンクリックで設定可能
微妙でマイナーな機能ですが、こういう小さなことがSkypeのスマホアプリからできるようになったのは大きいです。

自宅から会議に参加するときは良いのですが、周りがざわついているような環境だと、どうしてもマイクがその音を拾ってしまいます。いつのバージョンからだったか忘れましたが、いまiPhoneのSkypeアプリではワンクリックでマイクをミュートにできる機能が付与されました。周りの雑音が気になる時は、自分が話しているとき以外はミュートに設定して、話す番になったときにオンにします。

会話の参加者に対するちょっとした心遣いですが、相手に迷惑をかけて申し訳ないと感じながら会議に参加する必要がなくなり、随分と気楽になったと感じます。


もちろん、スマホでのSkype通話にも欠点があります。
電池の減りがどうしても早まってしまいます。ただ、1時間程度の通話なら3Gでも無充電でまったく問題なし。最長で数時間、Skype通話を行った実績があります。


今回の記事で書いた事柄は、斬新なアイデアでも何でもありません。でも、こうした取り組みが無駄(Vaio用ヘッドセットの持ち歩き)の排除し、効率化を促すなど、日常をちょっとだけ前進・改善することができます。

「会議でPCのSkypeを使ってるけど、ちょっと使いにくい」「Skypeだと自分の意見が思い通りに言えない」などの課題を抱えている人がいたら、ぜひこの方法をお勧めしたいと思います。

2012年1月23日月曜日

マクドナルドでドコモの「おくだけ充電」を試してみた


チャージャーに置くだけで充電ができるNTTドコモの「おくだけ充電」が東京都内のマクドナルドの一部店舗に設置されています。期間限定で2012年3月31日まで。


そのか、プロントやナチュラルローソンなどにも設置してあるようです。東京が主ですが、大阪、福岡など中心地のデパートなどにも設置してある箇所があるようです。
http://www.nttdocomo.co.jp/service/convenience/wireless_charge/partner/

おくだけ充電とは、専用のワイヤレスチャージャーを使ってコードなしで充電ができるもので、チャージャーにはpowered by eneloopと書いてありました。

おくだけ充電に対応したフィーチャーフォン(普通の携帯)とスマートフォンなら、置くだけで充電を開始。Full充電される時間は分かりませんが、確かに便利。

私も実際に充電してみました。
(2008年購入のN-01A)

当時は最高スペックを誇っていた携帯ですが…
もちろん、おくだけ充電に対応するはずもなく、せっかくの機能を使えずにケーブルで充電。
対応機種でなくてもアタッチメント(ワイヤレスチャージャーに置いてあるケーブル)を使えば充電できますが、それならあえてワイヤレス充電を使う必要はないんですよね^^;

ただ、確かに自宅でいつもの場所においておくだけで充電が勝手に始まるのは良い感じです。
充電ケーブルを取り付けるという簡単な作業ではありますが、何も考えずに、モノをいつもの場所に置くという週間の延長で充電作業も兼ねられるのがポイントではないかと思いました。

フル充電にかかる時間が気になりますが、今後、こうした方向に進んでいくんだなと感じた一日でした。


~マクドナルド おくだけ充電設置店舗~
青山店
赤坂駅前店
赤坂見附店
麻布十番店
渋谷店
渋谷新南口店
渋谷センター街店
渋谷東映プラザ店
渋谷丸井店
新橋日比谷口店
水道橋外堀通り店
永田町店
原宿竹下通り店
南青山店
目白店
六本木東店
六本木ヒルズ店

2012年1月21日土曜日

iPhoneとPCをワイヤレスで同期できる「iTunes Wi-Fi同期」が便利

iOS5では新たに「iTunes Wi-Fi同期」の機能が追加されました。
わざわざUSBケーブルでパソコンとiPhoneを接続することなく、Wi-Fi経由で自動的に音楽を転送することが可能です。

USBに接続するというちょっとした作業が軽減されるだけですが、使ってみるとかなり便利。パソコンとiPhoneの同期作業を意識せずに自動的に完了してくれるので、USBケーブルを取り出したり片付けたりという手間が一切かかりません。

iTunes Wi-Fi同期の設定方法は簡単です。
最初にUSBでiPhoneをパソコンに接続して、iTunesを起動します。設定画面で「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」にチェックボックスを入れるだけです。


これで作業は完了。

次回からはパソコンでiTunesを立ち上げて、充電中にiPhoneをWi-Fiを接続すれば、自動的にライブラリとiPhoneが同期します。

充電中以外でも手動で同期をすることができます。



ケーブルを使わずに自動的にデータを同期・転送することが実現し、日常生活の可能性が一気に広がります。Wi-fi内蔵用SDカード「Eye-fi」もその一例です。こうした機能を積極的に活用することで、自分がやっていた手間や作業を減らし、さらには持ち運ぶもの(USBケーブルなど)を一つ減らすことが可能になります。