2012年8月8日水曜日

荒俣宏、仕事観について語る~無駄にこそ潜在価値が眠っている

朝日新聞求人広告の企画記事として掲載された荒俣宏さんのインタビューが、過去の自分の経歴と照らしあわせて合点がいったのでシェア。

残念ながら全体の構成や文章のまとめ方が「??」という部分が多いのですが、ポイントだけ抜粋。

関心領域を三つ、四つ
「一つの仕事に就いたからといって、好きなことを封印しなくてもいい。その大好きなことを本業と並行して追い求めていって欲しいと思いますね。なぜならそれが、異なった状況で知恵になることがある。」
「周りから何と言われようと、自分の好きな無駄なことに労力と時間を使いなさい。なぜなら、世間が考える仕事の常識とは異なる無駄にこそ、ポテンシャル、潜在価値が眠っているからです。 」
「家計簿を診断するという番組などで、家計の専門家と名乗る人が「この支出は無駄だから削りましょう。我慢してもらいましょう」と言う。ここにはとても重要な示唆が含まれているのですが、削っている「無駄」には、実は伸びしろというか自分の新しい道を拓(ひら)く可能性があるのです。 」
「好きなことだけをやって食べていけるの?」と皮肉めいたことを言われることもあるでしょう。でも、どんな道でも誰にも負けない領域を作って持っておくこと。それが仕事のアイデアへと繋がって、新しい価値の創造へとつながっていく。それができる人材こそ、本当に替えの効かない存在になりうすのだと感じます。