2012年2月6日月曜日

iPhoneのブラウザからEvernoteに素早くクリップしてくれる「EverWebClipper」

お知らせ:EverClipperという名称のアプリは別に存在しており、今回ご紹介したアプリの名称は正式には「EverWebClipper」だとの指摘を読者の方よりいただきました。ここにタイトル及びテキストを修正すると共に、不正確で混乱をきたしてしまったことをお詫び申し上げます。


以前、「iPhoneのブックマークレットに登録したい5つのサービス」で、ブックマークレットを使ってEvernoteにウェブのコンテンツをクリップする方法をご紹介しました。

iPhoneでウェブを閲覧中に、気になる記事を丸ごとEvernoteにクリップしたいときに利用します。ところが、javascriptのポップアップがブラウザの中で起動するため、画面のサイズによってはボタンが表示部分からはみ出してしまうといったような不具合がありました。もちろん、そのブックマークレット自体がPC用のものなので、致し方ない面がありました。

しかし、EverWebClipperは当然iPhone用に作られているため、従来のトラブルを解消され、iPhoneからでも簡単にEvernoteへクリップすることができます。それも、驚くほど簡単で、iPhoneに最適された形で。

基本的にはブックマークレットをブラウザに登録して利用するという点では一緒ですが、ブックマークレットをクリックした後の動作が迅速でスマートです。


ウェブを閲覧中にブックマークをクリック


アプリをインストールした後に設定したブックマークレットをクリック。私は「*Evernoteアプリ」という名前で登録しています。その下にある「*Evernote追加」がPC用の従来のブックマークレット。ちなみに、アスタリスクが書いてあるのは、すべてブックマークレットで、すばやく他のウェブサービスに情報を送る役目を担っています。



ブックマークレットをクリックするとアプリに移動します。ここで各種設定を行います。送る先のノートブックの指定や、タグの設定も可能です。



クリップスタイルの設定では、スタイルの設定ができます。スタイルを維持したままクリップすることも出来ますし、スタイルを保持せずにコンテンツをクリップすることも可能。その他、URLだけ送る設定も出来ます。



もちろん、iPhoneでクリップしたものをPCのデスクトップクライアントで見ることも可能です。

PCとスマートフォンの連携がとてもスムーズなのがEvernoteの特徴です。iPhone3GSでは、Evernoteアプリが重く使いづらかった過去もありましたが、iPhone4Sではそのあたりが解消されています(CPUの性能が上がったせい?)。Evernoteの活用の幅を広げてくれるアプリの一つです。