2014年8月14日木曜日

築150年の古民家 里山オフィスで1週間過ごしてきました

JR高山本線「飛騨古川駅」付近を中心に、空き家となった古民家を改良した「里山オフィス」を利用してきました。現在、里山オフィスは古川町に3軒を展開。今回は中心地から少し離れた「源七」の家に家族で1週間滞在してきました。

その魅力は1回だけでは語り尽くせないので、合計3回に分けて紹介したいと思います。百聞は一件に如かず、今回は古民家の様子をご紹介。(第二回:里山オフィスに出かけたらぜひ行っておきたいお勧めスポット

里山オフィス「源七の家」外観。真夏でも26度くらい。エアコンもいりません

飛騨というと「高山」を思い浮かべる人が多いと思いますが、もう少し足を伸ばすと、その隣「古川」にも日本的な街並みと大きな自然が広がっています。古川祭(4月)などで有名な地区です。


里山オフィスは2012年にオープンし、企業の研修や合宿、フリーランスやノマドワーカーの利用を想定しているとのこと。Wi-fiはもちろんのこと、プリンタ複合機、ホワイトボード、70インチスクリーン、プロジェクタが揃っており、ノマドワークにもまったく支障がありません




【関連サイト】やさしい里山の仕事、会議、旅もできる古民家 | 飛騨里山オフィス HIDA SATOYAMA OFFICE



オリジナルの木製のデスク。ここで仕事できます。

玄関を開けたところ。8月初旬でも紫陽花が満開

1階には囲炉裏が2つ。鮎などを調理することもできる。

柔らかな夕日が差し込む

過去最高は30人がここに滞在したとか。ちなみに、最低は1人らしいけど。。


滞在した「源七」の家は、築150年の古民家で、一時期、旅館として活用していたこともあり、間取りはその時のまま。

客室として使われていた部屋が2階に5部屋(和室4部屋+洋室1部屋)あり、和室はそれぞれ8畳から10畳ほどの広さ。洋室は現在、ミーティングルームとなっています。


ちょっとした高級旅館の客室のような佇まい。2階には和室が4部屋。


キッチンは旅館の厨房として使われていたもの。

古民家では基本的に食事は自分で手配します。自炊をするか、地元の料理を外に食べに行くか、もしくは近くのお店のケターリングサービス(別途料金)を利用することになります。

食材は車で2分20分ほどの古川町まで買いに行くのが良いです。道の駅や物産館などで、飛騨地区の地元野菜が格安で購入できます(地元野菜ならオープンしたばかりの榧の里がおすすめ)。バーベキューセットが備えてあるので、食材を用意してバーベキューをすることもできます。

バーベキューセットも備えてある。良い写真がなかったー

囲炉裏で鮎を焼いてみる。

最近では海外で安く旅をしながら仕事をすることにクローズアップされていますが、こうして国内の魅力を再発見することも大切なもことだと感じます。今回は1週間の滞在でしたがもう少し長く滞在してみたいと感じる旅でした。

(次回へ続く)

囲炉裏

端っこになってしまって見づらいけど、大きな梁が特徴的

縁側でくつろげる

照明も和モダンな感じ



玄関

玄関。飾り梁が魅力的。いま東京でこんなの発注したらいくらかかるんだろう・・・

緑が眩しい夏。家の前の木々

直ぐ目の目の前が田んぼ。標高1000メートルを超える場所なのでエアコンもいらない
茶室まで備わってる
(次回)里山オフィスに出かけたらぜひ行っておきたいお勧めスポット