2011年11月1日火曜日

ルンバを3週間ほど使ってみたら、掃除への強迫観念から解放された



我が家にルンバがやって来ました。今月発売の新シリーズの中から770を購入です。猫を飼っているため、0歳の娘がハイハイをするようになったら少しの汚れも気になってきました。細かい毛やチリは毎日たまっていき、1日掃除をしないと床の汚れはかなりひどい事になるわけです。

妻は現在は育休中ですが、そろそろ職場復帰が近づいており、今後はこれまでよりも家事にかけられる時間も少なくなってきます。それに、できるだけ子供へのケアに時間を費やしたいという私の希望から、かねてより気になっていたルンバを買おうとなったわけです。

毎朝起床前にルンバをセットして、毎日部屋をきれいにしているだけで、掃除をしなければという強迫観念から解放されて、そのぶんの時間を自己投資のために活用できるようになりました。


毎朝起床1時間前にタイマーを設定
我が家では起床1時間前にタイマーを設定して、起きたときにはリビングの掃除が終わっているようにしておきます。途中でエラーが発生したり、すき間にはまって身動きできなくなるというアクシデントも数回ありましたが、リビングダイニング15畳くらいの掃除はこれくらいの時間で終わってしまいます。

そのため、起きたときに実に気持ちがいい!



見た目で気になるゴミはほとんど除去されています。朝起きたらすでに掃除が終わった状態になっているわけです。0.3ミクロンのゴミを99.9%除去してくれるダブルカットフィルターのおかげで埃っぽさもありません。(ダブルカットフィルターは700シリーズから搭載されました)

掃除が終わったルンバは自分でドックに帰って充電を開始。翌日は時間になったらそこから再び始動します。タイマーは1日1回、15分単位で設定ができます。もちろん、毎日することもできますし、特定の曜日だけセットすることも可能です。平日の昼間は家にいないから月曜日・水曜日・金曜日だけセットしたいというニーズにも答えてくれます。




このようにルンバをタイマー起動することで、掃除というタスクの自動化が実現します。ルンバの性質上、食べこぼれなどのベタつき汚れは処理できませんが、数日に1度、フローリングをクイックルワイパー(ウェット)で水拭きすれば快適に過ごせます。

将来的にはそうした汚れも対応できるようになるかもしれませんが、現状のようにベーシックの汚れを確実に取り去ってくれるだけでも気持よく過ごせるようになります。


掃除の自動化のメリット
掃除を自動化することのメリットを具体的に数字で考えてみましょう。

部屋をきれいにするために1日30分掃除をしたとして、それを1年で300日行うと想定してみます。そうすると年間合計で150時間を掃除に費やすことになります。

もちろん、ルンバを購入しても掃除をすべてやらなくてよくわなるわけではありません。ですから、まるまる150時間が節約できるわけではありませんが、それでも100時間ほど節約になると想定されますから、それを別のことに当てられるのはとても大きいと思います。丸々4日分の時間が手に入るわけですから。

掃除という家事労働を時給800円と仮に見積もったとしたら、年間で80,000円ほどの価値を生み出してくれると考えてもいいでしょう。それだけの時間を節約できて、自分への投資に活かせるメリットは大きいのではないでしょうか。


落とし所は770
新たにリリースされた700シリーズのラインナップは、760、770、780の3種類です。

私がビックカメラで見た時期は、780シリーズが79,000円ほど、770が68,000円、760が62,000円程度でした。
780と770の違いは、780には「ライトハウス機能」「タッチパネル機能」が付いていること。

ライトハウス機能とは、ルンバに掃除の順番を指定することにより、複数の部屋を順番に掃除できるようにするものです。従来のルンバでは、順番を指定することはできず、複数の部屋を行ったり来たりしていました。私の家ではそこまでのニーズはなかったため、780は選択肢から外しました。

760と770の大きな違いは、ダブルゴミセンサーが前者には付いていないということ。これは、ヒカリセンサーを取り付けて、従来よりも細かいレベルのゴミを感知できるというもの。わずか、数千円という価格差だったので、今回は770を選択しました。


お掃除ロボットならではのデメリットも
我が家は猫がいるという特殊事情もありますが、2日でダストボックスがいっぱいになります(ダストボックスがいっぱいになったらモニターが知らせてくれます)。それだけゴミを吸い取ってくれているのだとついつい感心しきりです。

そんなルンバですが、利用してみていくつか欠点もありました。
必ずしも商品の欠陥ではないのですが、丸型の自動お掃除ロボットならではのデメリットとでもいいましょうか。


音がでかい
毎朝、1時間前にルンバがタイマー起動するのですが、その際に「ピロロン。プ、プ、プ」という音がなります。私と娘は寝ていて気が付かないのですが、妻はこの音で目が覚めるとのこと。我家では、寝室とリビングが別なのでドアを閉めれば問題ないのですが、同じ部屋でルンバを走らせるとさすがに睡眠の妨げになるかもしれません。その場合は、出かける時間に合わせてタイマーをセットするなどの工夫が必要でしょう。


コードがからまる
ルンバはコード類など、長く絡まるものが苦手です。絡まってしまうと故障の原因になりますし、そもそも途中で動作を停止してしまいます。毛並みの長い絨毯などは危険かもしれませんね。

ちなみに、私は寝る前に部屋に落ちているものを徹底的に片付けます。コード類、猫が遊ぶひも、子供のおもちゃ、ゴミ箱などなど。たいがい5分くらいで終わる作業なのですが、面倒だなと思う方もいるかも知れません。ただ、この片付けの時間が実は大切だなと思うようにもなりました。いやが上にも、毎日モノを片付ける習慣が身につきますし、そもそも床に不要なものを置かなくなります。



段差は乗り越えるが周辺の掃除が苦手
ルンバは1センチくらいまでなら乗り越えて掃除を継続します。ただし、小さな段差だと、段差周辺のチリを完全に処理することができません。乗り越える瞬間に、斜めになってすき間が生じるからです。写真は子供用のマットなのですが、だいたい7mmほどの高さがあります。それくらいの高さだと乗り越えることは出来ますが、周辺のゴミを内部に吸収できず、そのまま残ってしまうということが起こります。これは今後改善してもらいたい部分です。



子供の教育にとってどうなの?
私がまだ小さい頃、自分の部屋の掃除を通じてモノを片付ける習慣を身につけたものです。また、そうじをする過程で、ゴミが部屋の隅に集まりやすいことなどを学んでいきます。掃除という仕事を機械で自動的に処理させることで、子供が将来、掃除に対してどのような意識を持つようになるのかは親として気になるところです。

もちろん、私たちも洗濯物を手洗いしていたり、お米をかまどで炊いていた時代を知りません。なので、それなりにちゃんと育ってくれるものだとは思いますが、未知数だけに心配になってしまうのが正直なところです。