2011年4月13日水曜日

オンラインでデザイン可能なブロガー名刺を作った


ノマドワークをする中で、個人的にソーシャルメディアで情報発信をする機会が増えました。

情報を発信することで、同じ関心を持つ人たち同士の繋がりが出来ますし、なにより情報発信を意識することで情報収集の効率やスキルのアップつながる側面があるように感じます。

メインに活用しているのは、Twitter、Facebook、そしてこのブログ。勉強会などでお会いした方々に、その後も情報交換をしたいというお話をいただくこともあり、その時にさりげなく渡せる名刺があれば便利だなと思っていました。

一般的には「ブロガー名刺」と言われていますが、私の場合はどちらかというと「ソーシャル名刺」に近いものを作りたいと考えていたところでした。


色々調べていく中で、オンラインでもデザイン可能なデザイン百貨店を見つけました。
結論を言うと、今まで作成した名刺の中ではもっとも満足度が高かったです。
実際に使ってみて、良かったポイントをまとめてみました。


デザインの作成から入稿までオンラインで完結
名刺のデザインをする際に、わざわざ画像編集アプリケーションを起動しなければいけないのは意外と面倒。そもそも、デザインを専業としている人ではない場合、ハイスペックなアプリケーションがPCに入っていないという方も多いと思います。

いざ名刺を作ろうとするとき、デザインをする段階で大きくつまづいてしまう方も多いのではないでしょうか?

このデザイン百貨店では、ブラウザでデザイン作業が完結します。Flashのプラグインを使った画像編集ツールが起動して、そこに文字や画像なりを自分で挿入していきます。すでにいくつかのテンプレートも用意されているので、それを編集するだけでもきれいなデザインにまとまります。


デザインしたものを一時的に保存しておいて、後で再編集できるのも良かったです。サイトにログ
インして、管理画面から保存したデザインを呼び出して変更することができます。名刺がなくなったときには、そのデザインを呼び出して再度同じものを発注することもできるようです。

プロのデザイナーの方々から見ると画像編集ツールのクオリティは満足のいくものではないかもしれませんが、シンプルなものならこれで十分なように思いました。


テンプレートのクオリティが高い
他の名刺サイトでもテンプレートが用意されていますが、正直しっくりくるものがなかなかありませんでした。デザインは人によって受け取り方は様々ですが、名刺が相手に与える印象はとても大切だと思っています。デザインができないからといって、そこは妥協したくない部分です。

このサイトでは、デザイナーさんがテンプレート作成に携わっていて、一般のユーザーはそれを利用することができます。全てのデザインはサイトで公開されていて、4/12現在、700件以上のデザインが登録されています。




デザインのカスタマイズも簡単
うれしいのは、用意されたテンプレートをカスタマイズできることです。
私は今回、個人のソーシャル名刺を作成するのが目的だったので、自宅の住所や会社名などは必要ありませんでした。実は私が利用させてもらったテンプレートには、当初自宅住所を記入する欄がありました。それをばっさり切り捨てて、シンプルなものに作り直して発注しました。

それよりも、TwitterやFacebookのアカウント、ブログ名やURLの方が重要な情報なので、それらを追記しました。

さらに、誰が見てもすぐにそれが目に飛び込んでくるように、アイキャッチでソーシャルアイコンを利用しました。解像度が若干微妙でしたが、ハンドライティングのソーシャルアイコンを活用させていただき、名刺に遊び心を加えてみました。


このテンプレートをデザインされた方には申し訳ないですが…
おかげで納得の良くデザインに仕上がりました。

正直、価格的にはもっと安くできるところもありますし、自分でプリントしたやつで十分という方も多いと思います。名刺の位置づけは人それぞれですので、どれが正解というものではありません。ただ、名刺で自分の社会関係を広げたいと戦略的に考えているなら、多少割高でも満足度が高いところで作ることを選択肢に入れてもいいかなと思います。

ちなみに、私の場合、会社員である傍ら、個人事業主として青色申告もしていますので、領収書を発行してもらうケースが頻繁にあります。「お宛名は?」と必ず聞かれるのですが、その際にこの名刺を見せるようにしています。

会社の名刺を見せてもいいのですが、そうすると会社名を書かれてしまうので、わざわざ「個人名の方でお願いします」と言わないといけないんですよね。これを作ってからは、そういう事がなくなりました。