2014年8月28日木曜日

飛騨里山オフィスに滞在した方々の滞在記・レビューまとめ

さて、飛騨古川の里山オフィス紹介の第3回目。

第1回目:築150年の古民家 里山オフィスで1週間過ごしてきました
第2回目:里山オフィスに出かけたらぜひ行っておきたいお勧めスポット

今回は過去に利用された方々のレビューをまとめてみました。
これまでの私のレビューは、どちらかというと子連れノマド的な観点からの記事でしたが、里山オフィスには様々な方々が滞在されています。

滞在前に私も参考にしたレビューの幾つかを紹介します。


空き家活用の最先端事例・飛騨古川の「飛騨里山オフィス」に注目!(まだ東京で消耗してるの?)


飛騨古川「里山オフィス」に一週間滞在したわけですが、豪邸すぎて文豪になった気分でした(まだ東京で消耗してるの?)



飛騨古川おすすめ観光スポット!現地人が誰もが勧める「おかずや 山本」が異世界(まだ東京で消耗してるの?)


一週間、飛騨高山の古民家「里山オフィス」に引きこもってブログ書きます(まだ東京で消耗してるの?)


ゲストハウスプレス移動編集部 Vol.01 飛騨里山オフィスー前編(ゲストハウスプレス)


ゲストハウスプレス移動編集部 Vol.02 飛騨里山オフィスー後編(ゲストハウスプレス)


飛騨古川にある築150年の古民家レンタルオフィスで働いてみた:ノマドワーカーよ、町を出て田舎を目指せ!(ライフハッカー)


飛騨里山オフィス生活 壱之町の家


飛騨古川の古民家:数寄屋づくりの里山オフィス「末広の家」に泊まってみた!(takahirosuzuki.com)


働きすぎてノイローゼになりかけのウェブデザイナーによる飛騨古川の古民家「末広の家」宿泊レポート(takahirosuzuki.com)


渡辺酒造店が企画する飛騨古川「蔵まつり」が素晴らしすぎる!飲み比べをした名酒「蓬莱」のおすすめラベル(takahirosuzuki.com)


飛騨古川駅に「たかひろ」っていう居酒屋を発見!(takahirosuzuki.com)


多忙なテレビディレクターによる飛騨古川の古民家「末広の家」宿泊レポート(takahirosuzuki.com)


25歳の働く女性による飛騨古川観光と里山オフィス「末広の家」の宿泊感想レポート(takahirosuzuki.com)


文学部出身の女性による飛騨古川「末広の家」に素泊まり一軒家ステイの体験レポート(takahirosuzuki.com)


デイトレーダーによる飛騨高山・古川観光と古民家オフィス「末広の家」感想レポート(takahirosuzuki.com)


純米大吟醸「色おとこ」を飛騨古川の古民家で飲んだくれる男性官僚の宿泊体験レポート(takahirosuzuki.com)


経営コンサルタントによる飛騨古川観光と里山オフィス「末広の家」の宿泊感想レポート(takahirosuzuki.com)

2014年8月20日水曜日

里山オフィスに出かけたらぜひ行っておきたいお勧めスポット

8月初旬に飛騨の里山オフィスに滞在してきたわけですが、今回はぜひ訪れたい周辺スポットをご紹介します

(前回記事)築150年の古民家を一棟借り!里山オフィスで1週間過ごしてきました

飛騨古川の街並み

JR高山線「飛騨古川駅」周辺では、昔ながらの街並みが大切に守られています。
古くからの街並みというと高山が有名ですが、古川町はそこに生活する人の息吹を感じられます。観光客も多いですが、決して混みあうことはなく、落ち着いた雰囲気で街を楽しめるのも魅力です。

水路にはたくさんの鯉が。
古川祭でも有名なこの町の暮らしは、台湾の国語の教科書でも紹介されており、海外からも注目されています。実際に中国語を話す観光客も多く見られました。

飛騨古川には造り酒屋も多く、その建物には目を奪われます。




古川では、この土地ならではの漬物ステーキや、飛騨で養殖されたふぐ料理などを楽しめるお店もあり、気軽に地元の料理を堪能できます。

漬物ステーキ。漬物を炒めて卵で閉じた感じのもの。
海のない岐阜県でフグ!?養殖が行われていて、新たな飛騨の名物に
私が滞在した源七の家からは車で20分ほどですが、末広の家や壱之町の家は、このエリアにあるので、すべて徒歩で堪能することができます。


蕎麦屋さん

飛騨といえば蕎麦も有名。
源七の家から車で2〜3分の場所にはそば処すごうがあります。地元の数河地区のそば粉を利用した本格的なおそばを食べられます。まさに地産地消。デザートのそば粉のプリンも絶品。





地元野菜

源七に宿泊される場合は、ぜひ地元の食材を自分で調達・料理することをおすすめします。飛騨産の新鮮な野菜が手頃な価格で購入できます。


ドライブイン数河は車で2〜3分。無人販売所があります。
源七の家から車で20分ほどの場所にある榧の里は、ぜひ訪れたい場所です。
地元の果物や野菜が豊富。8月のオープン当初に伺った時には、飛騨産のスイカがまるまる1個で600円、ももが4つで600円、その他、100円で購入できる地元野菜がたくさん。バーベキューの時などに重宝します。

ガッタンゴー


古川町のお隣、飛騨市神岡町は高度成長期まで鉱山で繁栄しました。神岡鉱山の坑道を利用し、地下深くに建設されたカミオカンデは、小柴昌俊さんがノーベル賞を受賞するきっかけとなった研究を支えてきました。

神岡町にかつて走っていた鉄道が廃線となり、まちおこしの一環として始められたのがガッタンゴーです。線路の上を、サイクリングする片道3キロ弱のアトラクション。

自転車についたライトで真っ暗なトンネルをくぐります。




7月にテレビ放映がされた後、予約困難な状態が続いているとのことで、予約はお早めに。源七の家から車で20〜30分ほど。末広と壱之町からはさらに20分ほどプラスでかかります。


天空の牧場

山之村の牧場。ジャージー牛が放牧されています。

牧場にはいないけど、イノシシ料理を食べる。ウインナーの食べ放題も人気だそうです。

この日は平日で人もまばらでしたが、休日にはイベントも実施されるようです。

高山

ちょっと立ち寄った画廊カフェ。子供が寝てくれたので、大人たちだけでゆっくり。
言わずと知れた観光名所ですが、こちらも里山オフィスからアクセスできます。末広や壱之町からは電車でも行けますし、源七の家からは車で40〜50分と行ったところでしょうか。

平日でもかなり混み合っていましした。

カフェや食べ歩きも高山散歩の魅力
飛騨牛。やっぱこれ。
 ちなみに、古川町からは世界遺産にもなっている白川郷にも足を伸ばせます。


飛騨の文化、生活、食事。
日頃の生活ではついつい忘れがちですが、同じ国の中で様々な生活様式があり、そこで暮らす人々がいる(あるいは、いた)ことを強く実感させられます。

古くから大切に守られてきた文化や古民家と触れることで、生活に幅や厚みがもたらされることが実感できる旅でした。

2014年8月14日木曜日

築150年の古民家 里山オフィスで1週間過ごしてきました

JR高山本線「飛騨古川駅」付近を中心に、空き家となった古民家を改良した「里山オフィス」を利用してきました。現在、里山オフィスは古川町に3軒を展開。今回は中心地から少し離れた「源七」の家に家族で1週間滞在してきました。

その魅力は1回だけでは語り尽くせないので、合計3回に分けて紹介したいと思います。百聞は一件に如かず、今回は古民家の様子をご紹介。(第二回:里山オフィスに出かけたらぜひ行っておきたいお勧めスポット

里山オフィス「源七の家」外観。真夏でも26度くらい。エアコンもいりません

飛騨というと「高山」を思い浮かべる人が多いと思いますが、もう少し足を伸ばすと、その隣「古川」にも日本的な街並みと大きな自然が広がっています。古川祭(4月)などで有名な地区です。


里山オフィスは2012年にオープンし、企業の研修や合宿、フリーランスやノマドワーカーの利用を想定しているとのこと。Wi-fiはもちろんのこと、プリンタ複合機、ホワイトボード、70インチスクリーン、プロジェクタが揃っており、ノマドワークにもまったく支障がありません




【関連サイト】やさしい里山の仕事、会議、旅もできる古民家 | 飛騨里山オフィス HIDA SATOYAMA OFFICE



オリジナルの木製のデスク。ここで仕事できます。

玄関を開けたところ。8月初旬でも紫陽花が満開

1階には囲炉裏が2つ。鮎などを調理することもできる。

柔らかな夕日が差し込む

過去最高は30人がここに滞在したとか。ちなみに、最低は1人らしいけど。。


滞在した「源七」の家は、築150年の古民家で、一時期、旅館として活用していたこともあり、間取りはその時のまま。

客室として使われていた部屋が2階に5部屋(和室4部屋+洋室1部屋)あり、和室はそれぞれ8畳から10畳ほどの広さ。洋室は現在、ミーティングルームとなっています。


ちょっとした高級旅館の客室のような佇まい。2階には和室が4部屋。


キッチンは旅館の厨房として使われていたもの。

古民家では基本的に食事は自分で手配します。自炊をするか、地元の料理を外に食べに行くか、もしくは近くのお店のケターリングサービス(別途料金)を利用することになります。

食材は車で2分20分ほどの古川町まで買いに行くのが良いです。道の駅や物産館などで、飛騨地区の地元野菜が格安で購入できます(地元野菜ならオープンしたばかりの榧の里がおすすめ)。バーベキューセットが備えてあるので、食材を用意してバーベキューをすることもできます。

バーベキューセットも備えてある。良い写真がなかったー

囲炉裏で鮎を焼いてみる。

最近では海外で安く旅をしながら仕事をすることにクローズアップされていますが、こうして国内の魅力を再発見することも大切なもことだと感じます。今回は1週間の滞在でしたがもう少し長く滞在してみたいと感じる旅でした。

(次回へ続く)

囲炉裏

端っこになってしまって見づらいけど、大きな梁が特徴的

縁側でくつろげる

照明も和モダンな感じ



玄関

玄関。飾り梁が魅力的。いま東京でこんなの発注したらいくらかかるんだろう・・・

緑が眩しい夏。家の前の木々

直ぐ目の目の前が田んぼ。標高1000メートルを超える場所なのでエアコンもいらない
茶室まで備わってる
(次回)里山オフィスに出かけたらぜひ行っておきたいお勧めスポット